トーキョーNOVA THE AXLERATION シナリオ 『クライオニクス』
RSSの第五弾として、トーキョーNOVA THE AXLERATION のシナリオ「クライオニクス」を公開します。かなやんさん原作の傑作推理シナリオです。
本シナリオについて
不死テクノロジー「人体冷凍保存(クライオニクス)」を巡る、天上人の連続殺人事件の真犯人を突き止める推理シナリオだ。真犯人の特定の方法は、《真実》のみ。《真実》を使用するための会話こそがクライマックスである。
過去のテストプレイでは、真犯人の推理に1時間をかけて見事正解を突き止めた卓、フェイト=フェイト=フェイトの名探偵をもってしても《真実》が足りなかった卓、様々な結果があったが、それぞれのアクトは最高に面白いものであった。シナリオのネタばらしになるため、ここでは詳しく語らないが、RLに向けて本シナリオのプレイレポートを掲載している。このプレイレポートを読むと、このシナリオの楽しみ方がより明確に伝わるだろう。
なお、本シナリオに大きなインスピレーションを与えた作品として、冲方丁のSF短編「マルドゥック・スクランブル“-200”」(ハヤカワSF「マルドゥック・フラグメンツ」に収録)がある。プレイに必要な情報はシナリオ上に書かれており、小説を読む必要はないが、雰囲気を掴む参考になるだろう。
トーキョーNOVA THE AXLERATION「クライオニクス」
アクトトレーラー
人は生まれたときから死にはじめている。
己の死期を悟った老人は、すべての力をもってこの運命に立ち向かった。
遠い未来、人が死すら病として克服するときが来ると信じて。
しかし、老人は静かに息を引き取った。
老人の一族も、後を追うように死神によって命を刈り取られた。
彼らの遺体は人体冷凍保存(クライオニクス)施設に送られ、氷の玉座で復活のときを待つ。
二人の娘に託されたものは、歪んだ理想か、家族への愛か。
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
『クライオニクス』
固く閉ざされた氷の奥に、運命の扉は眠っている。
プレイデータ
プレイヤー:4人、プレイ時間:5~6時間
ダウンロード
あとがき
スタッフリスト(敬称略)
- 原作:かなやん
- 執筆:緋
- DTP:緋、つねひら
- イラスト:しのとうこ
- レイアウト協力:ヨビ
- スペシャルサンクス:生方一寛(プレイレポート)、篠原透(校正協力)
スタッフ、本シナリオに関った全てのプレイヤーに感謝します。